2003-01-01から1年間の記事一覧

プロジェクトXの功罪

地上波をエアチェックした『突入せよ! 「あさま山荘」事件』を鑑賞(写真は実際に使用された「鉄球」最近になって発見されたらしい)まず、面白い映画に仕上がっていたことに驚いた。史実そのものの展開から、映画作品としてのアプローチまで、何から何まで…

こんどはダロワイヨ

上は「リスドォル・ミツのシュトーレン」下は、ダロワイヨのシュトーレン。10数センチの小判形で1,000円。まぶしてあるのは粉砂糖、まん中あたりの黄色っぽく見えるのは、裏ごししたマロングラッセ。イングレーディエンツの華やかさはダロワイヨの勝ちかもし…

BSE

アメリカでBSE感染牛が見つかり、あの騒動再び……ということになるかと思いきや、大平洋をはさんだ対岸の火事だからなのか、そうそうにぎやかな反応にはなっていない。 少しは冷静になったのかと思うけれど、多分大半の人は忘れてしまっているだけだろう。今…

オンリーワン

また紅白の話。 大トリはSMAPの「世界に一つだけの花」に決まったようだ(正式発表前だけれど、確定したような報道がスタートしている)。 じつはこれもまたもう一つの禁じ手(「vs 曙」) 今年の紅白はだんだん「なんでもあり」になってきたようだ。1978年…

ZEPP初体験

音楽専門チャンネルのViewsicで岡村靖幸の復活ライブの抜粋がオンエア。 日時をクレジットしていなかったので、何日か分をまとめて編集していたようで……ということは、自分の歓声なんかも一応は含まれてるかも、とか思うのはなんだかうれしい。ZEPPは初めて…

やんごとなき誕生日

年末の押し詰まった時期に祝日があるのは結構面倒なんじゃないか、とか会社勤めの人の生活を想像しながら思う。それにしても、なんとも微妙な誕生日じゃないだろうか。 なんてったって25日はイエス・キリストの誕生日だし、24日にしても国民総うかれモードの…

ラスベガスがやってきた

クリスマス・イブはこれでもずいぶん静かになった。バブル期のようなホテル難民、なんてこともなくなってきているらしい。 ホイチョイプロダクションのマンガで、未来のクリスマスは「理由はわからないけれどホテルでセックスすることになっている日」になっ…

居酒屋

今日は多分今年唯一になりそうな忘年会。大勢で賑やかに飲むのは結構好きだ。多分、学生の時とかにそういう飲み方騒ぎ方をほとんどしたことがないことの反動形成もあるんだと思う。会場は荻窪の「ゴハン」 居酒屋チェーンというと、どうしても村さ来とか白木…

怒りオヤジ

クリスマスのお菓子。ブッシュ・ド・ノエルがフランスなら、ドイツは「シュトーレン」 いままで未体験だったスイーツを、下井草の「イル・フォルノ・ミツ」で買ってきて、フライング気味のクリスマス。店頭のポップに「コーヒーや紅茶、ブランデーと一緒にど…

のたくるミミズ

今日は荻窪の焼き鳥屋「鳥の介」最近流行りの、というか軒並みそればっかりになってしまった「和風ダイニングバー」 焼き鳥屋にもそれ調の店構えのところが多いけれど、総じて焼き鳥そのものは「?」なんてところが多い。 でも、この店ならダイニングバー風…

剣と魔法とお姫さま

とにかくファンタジーが苦手。 だからドラクエやFF、ゼルダといったRPGも敬遠していた。 見たことも聞いたこともないような世界で、なんだかほこりっぽい服をきた登場人物がサンダル履きで走り回るというのが、まるでピンとこない。 だから当然『指輪物語』…

昨日は小平の駅前の居酒屋「よっちゃばれ藍楽」でぼたん鍋。待ってる間に金目鯛のカブトを焼いてもらう。目玉がアツアツのグラタンのようになっていてたまらないおいしさ。 八海山のぬる燗で食べるイノシシは最高。味噌仕立てでコッテリとした味だけれど、化…

No ワイヤー、but ニンジャ!

『マトリックス リローデッド』であまりにもダウンな気分になってしまったため、銀座でハシゴしなかった『ラスト サムライ』を吉祥寺で鑑賞。 330席が立ち見! いったい誰が観に来てるのか……と見回すと、カップルだけではなく年輩客も多い。渡辺謙のゴールデ…

vs 曙

今年の紅白歌合戦はカバー曲だらけになるらしい。 音楽不況で、カバー曲やコンピレーションアルバムだのみが最後の綱になった業界の傾向が良くも悪くもそのまま反映されることになる。 でもこれは紅白にとっては“禁じ手”のはず。 過去に何度かあった、何人か…

ジャパニーズ王子様&お姫様

12/17の「技術当然それから……」で取り上げた小嶋直也。彼はバレエダンサーとしては珍しいパーソナリティーの持ち主だ。 男女とも「飲む打つ買う」というか、少なくとも大酒飲みやチェーンスモーカー率が高く、派手目の生活をしているダンサーが多い中で、早…

ユニクロ will be UNIQLO

ちょっと前の話。2本4,900円のセールで買ったユニクロのカーゴパンツ。ワークパンツの類いを新品バリバリで着るのはカッコ悪いだろうと、まずは洗濯機で水洗い。 ところが……グルグル回っていくそばから、水に細かい泡がブクブク浮いてくる。もちろん洗剤は入…

「 マトリックス レボリューションズ」★1/5

第一作には「ビックリ」、とにかく新鮮。二作目は、そのままスケールアップしていたことををストレートに評価。 そしてこの完結編。 ごく控え目に言って、何もかも“過剰” 「これは……やっちゃったなぁ」というのが、一も二もない正直な感想。 愛を語らせれば…

マリオン

生まれて始めて銀座マリオンで映画を見た。 銀座で映画、それもマリオンというのはやっぱり特別な気がする。 ゴジラにも襲われてるし、ガメラでも墜落した戦闘機を激突させるアイディアもあったそうだ(金子修介「ガメラ監督日記」) で、見たのは「マトリッ…

技術当然それから……

クマテツはイギリスではノーブルではなかった……その理由を身長差と書いた。 もちろんそれだけではない。 ダンスール・ノーブルという言葉は、「王子様らしさ」と訳されることもある。 どれだけ技術があっても、舞台に立ったときに王子様然とした存在感がある…

MADE in ニッポン

熊川哲也は稀代のダンサー。しかし、「ノーブル」ではない。という話の続き。かつて、クマテツを「異形」と表現してくれたのはボイス母様。 ダンサーとしてキッチリ磐石な地力とテクニックを持っている彼を、そういう言葉で表現するには少し抵抗もある。 で…

スキャットマン・ジョン in「高校大パニック」

国会での与野党の議論のからっぽさにあきれる。 とにかくアメリカの太鼓持ちになりたいから、しゃにむに自衛隊を出そうとする自民党。 揚げ足取りから議論に入って、なりふりかまず言葉尻をつかまえようとする民主党。 イラクは「安全」なのか「危険」なのか…

キャラクテール

熊川哲也はイギリスでは王子様ではなかった、という話のつづき。クラシックバレエの見どころは何かと考えたら、それはやっぱりプリマだろう。 美女が豪華な衣装で華やかに踊る。バレエが宮廷舞踊から発展したことを一番色濃く残している部分だと思う。 しか…

クマテツ

熊川哲也はクマテツと呼ばれるのが嫌いだ。彼が注目されるようになったのと、キムタクこと木村拓哉の絶頂期が重なったことも大きかったんだろう。 ともかく、クマテツ、とまで呼ばれるようなキャラの立ったバレエダンサーが日本にも誕生した、そういう時期だ…

NTTたちを責めないで

「昨日の日記」でいくつかのフリーアカウントの「性能」のことを書いた。 なんでも、フリーアカウントやiモードの遅れや不着の一つの原因に、サーバーがアクセス制限をかけてしまうから、というのもあるとか。 その「制限」、何を通して何をとおせんぼするか…

Yahoo! からようこそ

昨日、Yahoo! の検索からのヒットがあった。検索ワードは「イズラエル・カマカヴィヴォオレ」前回取り上げたときは、「ハワイの面白ソング」ってノリの紹介で終わっていたけれど、もちろんイズラエルは「天国から雷」だけでは語れない。 心に響くナントカ………