スキャットマン・ジョン in「高校大パニック」

Kakeru2003-12-16


国会での与野党の議論のからっぽさにあきれる。
とにかくアメリカの太鼓持ちになりたいから、しゃにむに自衛隊を出そうとする自民党
揚げ足取りから議論に入って、なりふりかまず言葉尻をつかまえようとする民主党
イラクは「安全」なのか「危険」なのか、大の大人が「学級会」レベルの「論戦」をしている。

ともかく、「安全なところに出すのだから大丈夫です」というのは詭弁中の詭弁。そんなに安全なら民間業者を出せばいい。
フセイン元大統領拘束の後に「イラク万歳」と街にくり出した人も、拘束抗議デモ参加者も、手に銃を持って空にバンバン発砲している。なにかと銃を撃ちまくる「市民」がいるようなところは、普通に考えたら「危険」だろう。

どういう議論の後だろうと、家族と水杯で出て行くのは一人一人の自衛官だ。
僕の北海道の実家には、UNTACでカンボジアに行ったご近所さんもたくさんいる。
どんなことも、結局は国会ではなくひとつひとつの家庭での問題になることを、肌で感じた。

拘束発表の記者会見で気になったパンツ2点。
 

  • 文民行政官のしわくちゃのチノパン。きっと国際電話で家人に「どうしてあんなパンツで! テレビで世界中にうつっちゃったじゃない!!」と怒られたにちがいない。  
  • イラク万歳」とか大騒ぎしていたイラク人記者を、懸命に服をひっぱって座らせようとしていた女性兵士。BDU(戦闘服)って、結構ボディライン出るんだなあ、と妙に納得。

事務方のスタッフも全員ツナギの作業服(しかも白!)を着ているから、若い女性スタッフがずいぶんとセクシー系になっていたホンダの工場を思い出した。