ヘモアでメディスな日

Kakeru2005-05-30


英数国三教科の試験問題を眺めるチャンスがあった。
それぞれの教科に「教養」「一般」「センター試験レベル」「難関校レベル」と4段階のレベルに分かれている。
教養で公立高受験レベル、一般で中学入試レベルってとこだろうか。これ、間違ってません。一般的に、公立高校の入試問題よりは中学入試の問題の方が難しいです(「一般」の英語については高校の授業レベルか)

英語 ─ 難関校レベルになるとわからない単語がいくつもある……動詞が理解できなくて文意が全くわからない箇所がある。オレはバカだ。
でも、いまだに「It is that〜」とか「not only~ but also」なんて構文の問題を大事に大事にしてるから、現実世界で「使える」英語から離れていってるんじゃないか、とも思った。

数学 ─ センター試験レベルになると、まったく「忘れている」ことばっかりで手も足も出ない。微分積分なんて、全く覚えてない。せいぜい「確率」の問題でかけ算や足し算がちゃんとできたくらい。難関校レベルになるともう完全に暗号だ。やっぱりオレはバカだ。

国語 ─ これはもう簡単。圧倒的に簡単。でもこれに関しては、学生時代に勉強したとか、言葉商売をやってるから、なんてのはほとんど関係がない。
単に中学受験塾で講師をしてたことがあるというその職能、ってだけの話だ。
でも、「答えが全部問題文の中に書いてある(書いてないのは漢字の読み書きの問題だけ)」教科をどれだけ答えられてもなぁ……やっぱり、オレはバカだ。


とはいうものの、これが社会科の各科目や(地理は無理だけど、勉強したことないので)理科でも生物だと高校生現役当時よりもスイスイ回答できたりというのはなんとも不思議なものだ。
結局は、高校生当時にどれだけサボっていたかということなんだろうか。
ということは、数学も今から勉強すればまた何か違ってくるのだろうけれど、それこそ微分積分あたりになると「何の役にも立ちそうも無い」から、そうそうそんな気になれるわけもなく……どうやら残りの人生、「バカの壁」ならぬ「バカの谷底」にドンドン落っこちていってしまうことになるんだろう。

めちゃイケで「期末試験」があると、ああいうテストを受けてみたいと思ったりしたけれど、結局は答えられなくてヘコむことになるんだろう、と今さら思った。
思いっきり「ヘモア」「メディス」って書いちゃう気持ちも今さらわかる。

写真はバカまん若槻千夏の芸術的な名訳「ウッポン」
でも、戸田奈津子のなっち語だって、ときどきこんな調子だけどね。