小ネタでビッグ・ムービー
[cinema]「メン・イン・ブラック2」★3/5
パワーアップして帰ってきた「“偉大なる”小ネタ映画」。例えば高校生の頃、こういう映画でデートしたかったな、みたいなところです。
前作を見ていないとわからないシカケもたくさん用意されていて、そのへんが続編として“潔い”感じがしました。
※以下はネタバレを含みます
マイケル・ジャクソンの出演や、真実(?)が語られるあたりはソニーに感謝。でも、その後の契約トラブルは大丈夫なのだろうか? と妙に心配。
ソニーネタというと、メルセデスが超速モード(?)に変型したあとの操縦用コントローラ。
字幕では「プレステ2」となっていたけれど、J(ウィル・スミス)は思いっきり "GAME BOY" って言ってる! 日本でだけ言い換え、っていうのは……なんでだろ?
あ、でもそういえば郵便局のシーンで小さな女の子が欲しがっていた切手も "Pokemon" だった……ってことはアメリカでは任天堂のスポンサーシップでもあったのかな?
ちなみに、彼女の言っていた切手は「コレ」と、その後にでた何種かのポケモンを組み合わせた小型シートのことと思われます。
……そりゃUPSでは手に入らないよなあ。
また、マーサ・スチュワートの最後の(?)姿が見られるのもなんともナイスなタイミング……というのは、まさに小ネタ中の小ネタ(CinemaScape「メン・イン・ブラック2」拙コメントより)
ピザ屋の現場検証のシーンで、まっぷたつにされた主人の死体がしていた腕時計。客席に座っていた僕が、そのときまさにしていたスウォッチそのもの!
おどろいて、うれしくて……でも、良く考えるとあんまりいい気分にはなれなかったんだけど。